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こんにちは。スマイルプレイス本郷矯正歯科です☺
今回は『急速拡大装置』についてお話します。
聞いたことのない方も多いと思いますが、急速拡大装置とはどのような装置かご存じですか?
幅が狭い歯列(骨が狭い)に歯がきれいに並ぶスペースを作るために、上顎骨に顎整形力を加え正中口蓋縫合を離開させ、上顎骨自体を側方拡大させる装置です。
8歳〜15歳の子供が最適と言われておりますが、18~20歳くらいまで適応できると言われております。
隙間がないと歯が入り切らずデコボコの歯並びになります。
真ん中に拡大ネジ(スクリュー)がついていて、このネジを回すことで拡大していきます。
2週間ほどネジを回して、上顎骨を真ん中から割って広げます。上顎骨が離開した後は、新生骨ができ安定するまで装置は装着したままです。
この装置は固定式でご自身で取り外すことはできません🙅♀️
【急速拡大装置】
・バンドタイプ
・ボンディングタイプ(第一小臼歯)
急速拡大装置は金属の輪の装置(バンド)を六歳臼歯や第一小臼歯に装着し、それを口蓋に沿った太いワイヤーで繋いだバンドタイプと、直接歯に装着するボンディングタイプがあります。
バンドを装着するためには、事前準備としてセパレーションを装着します。
セパレーションとは、青色のゴムを歯と歯の間に入れる処置のことです。
バンドを装着する為には、歯と歯の間に隙間が必要であり装置を入れやすくするために使用していきます。
※お子様にはセパレーションを行わない可能性が高いです。
セパレーションを装着後1週間ほどで歯と歯の間に隙間ができてくるので、急速拡大装置をセットしていきます。
装置装着後は滑舌が悪くなってしまう方もいますが1週間ほどで慣れてきます。
注意事項をしっかりと守りましょう🔥
ネジの回し方
真ん中に拡大ネジ(スクリュー)があるので上の穴にネジを回す用の棒を挿します。
⬇️
棒を挿し込んだら拡大ネジ(スクリュー)の横にある矢印の方向へ棒を下ろします。
この際、次の穴が見えるまでしっかり回してください。
🚨注意事項🚨
✅痛みが出る可能性がある
ネジを回すと拡大することによる痛みが出る場合があります。
✅回す回数、日数を守る
拡大量は患者様によって異なるので、決められた回数と日数を必ず守ってください。
✅正中離開
装置を回して数日経つと前歯に隙間が空いてきますが、これは広がっている証拠なので心配しないでください。
✅食べ物が詰まりやすい
口蓋の主線に食べ物が引っ掛かりやすいので、その際は歯ブラシで優しく磨いて下さい。
✅慣れるまで話しづらい
指や舌などで装置をいじらないようにしましょう。
最初は違和感があったり話しづらかったりしますが、1週間ほどで慣れてくるのでご安心ください。
✅ガムやキャラメルになどの粘着性のある食べ物は控える
装置に絡まり外れてしまう可能性があるので控えてください。
✅装置周辺の口空清掃管理が重要
装置周辺は清掃がしにくく、汚れが付きやすいので時間をかけてしっかり磨きましょう🦷
急速拡大装置は、歯を前後に移動させたり、並べることはできません⚠️
大人の矯正治療では歯を並べる隙間がないと歯と歯の間を削って隙間を作ったり抜歯する必要があります。
しかし、子供のうちから矯正治療をすることで将来抜歯するリスクが減り健康な歯を守ることができます!!!
矯正治療をお考えの方や興味がある方、歯並びについて気になることがございましたら、無料矯正相談行っておりますのでお気軽にご相談ください。
様々な治療方法の中からそれぞれ患者様似合った治療をご提案いたしますので、安心してお越しください。
歯列矯正は、難易度が高く専門性が求められる治療です。
専門医による治療を受けることをおすすめいたします。
当院では徹底的な滅菌管理のもと治療を行なっています。
歯医者さんが初めてのお子さまも安心して治療を受けていただけるようスタッフ一同サポートいたします!
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福田 雄
🎖歯学博士
🎖日本矯正歯科学会 認定医
🎖世界舌側矯正歯科学会 認定医
福田 萌子
🎖歯学博士
🎖日本矯正歯科学会 認定医
在籍
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