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患者 | 9歳 女性 |
主訴 | 歯並びがガタガタ |
診断 | 叢生 |
治療方針 | 前歯のでこぼこの改善と永久歯の萌出スペースの確保 |
治療装置 | 拡大床装置 マルチブラケット装置 保定装置 |
治療期間 | 14か月 (経過観察:2年) |
リテーナー | 上;プレートタイプ |
費用 | 440,000円 |
治療のリスク | 痛み・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮・治療後の後戻り
※永久歯への生え替わりの途中で、あごの成長によっては再度でこぼこになることもあります。 |
この患者様では、上のあごと歯の大きさのバランスが悪く、左上の前歯の萌出異常とでこぼこが認められたため9歳8か月より治療開始いたしました。上のあごの拡大と同時に前歯に固定装置を装着しでこぼこの改善を行いました。全ての永久歯が生えるまで経過観察を行い、第1期治療を終了いたしました。今後本格矯正治療検討のための検査を行う予定です。
*第1期治療を行う場合には、長期的な展望に立っての治療計画を立ててから治療を開始する必要があ
ります。
*いくつかの不正咬合の状況が混在している場合もあり、この時期にすべての改善を図ることが不可能
な場合や、永久歯列完成後に改善を行うことがふさわしい症例もあります。
*一般的に第1期治療終了時に再診断を行い、その後の治療方針を再検討します。成長の兼ね合いから、
この時点で成長終了時まで待つ場合もあります。また第1期治療終了時点で、第2期治療の不要な場
合もあります。
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