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インビザライン治療における「クリンチェック」とは?? 文京区 スマイルプレイス 本郷 矯正歯科|文京区の矯正歯科|スマイルプレイス本郷矯正歯科|文京区本郷三丁目駅の矯正歯科

インビザライン治療における「クリンチェック」とは?? 文京区 スマイルプレイス 本郷 矯正歯科

こんにちは。スマイルプレイス本郷矯正歯科です🍁🎃

今回は、マウスピース型カスタムメイド矯正装置( インビザライン )治療の中でも要となる「クリンチェック」についてお話いたします!

インビザライン治療に興味のある方はクリンチェックという言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

クリンチェックとは?
クリンチェックは、治療開始前に歯がどのように動いていくかシュミレーションできるインビザライン治療用のソフトのことで、米国アライン社独自のソフトになります。他社のマウスピース矯正でも似たソフトはありますが、クリンチェックはアライン社の持つ理論やこれまでの治療実績をもとにプログラムが作られ、実際の患者様の治療計画を立てていきます。正面からの画像だけでなく、あらゆる角度から確認することが出来るため、どのように歯が動いていくかを目で確認することが可能となっています。

 

インビザライン治療のどの段階で使用するソフトなの?

まず始めに当院のインビザライン治療の流れを順にご説明いたします。

 

step1 初診相談(口腔内スキャナーiTeroによる3D撮影)

step2 精密検査(CT・レントゲン撮影、口腔内撮影)

step3 診断(治療方針等ご説明)+歯磨き指導①

step4 ご契約

step5 3Dモデル作成・詳細な治療計画立案

step6 シミュレーション、治療計画の調整

step7 アライナー発注・作製

step8 クリンチェック確認・アライナー装着(動的治療開始)

step9 アタッチメント装着

step10 定期チェック

step11 治療計画の修正・変更(リファイメント)

step12 動的治療終了→保定治療開始

 

 

上記の流れのうち、ピンク色の文字の段階でクリンチェックを使用していきます。
インビザラインでは、3DスキャナーiTeroで口腔内をスキャンし、歯の3Dモデルを作成します。この3Dモデルを用いて最終的なかみ合わせ、歯の移動の順序や仕上がり、必要な処置(アタッチメント装着、IPR(歯に隙間を作るために削ること)などを検討します。

当院では、アライナー装着時にクリンチェックを使用した治療計画のシュミレーション画像や治療後のイメージを患者様と共有しております。

治療を開始すると着用時間が十分であってもシュミレーション通りに歯が動かないこともあり、患者様の要望をお聞きして治療計画を修正・変更したり、もう少し動かしたいという時にリファイメントと呼ばれる追加アライナーの作成をする際にも使用していきます。

 

クリンチェックはどんなことができるの?
クリンチェックで出来ることについて、もう少し詳しくお話いたします。

 

①歯の移動シュミレーションを立てる

従来のワイヤー矯正では矯正医が人の手で治療計画を立てており、治療開始前に最終的な仕上がり模型(セットアップモデル)を作ることはできても、そこに至るまでの歯の移動のシュミレーションを立てることは困難でした。

しかし、インビザラインでは、コンピューター上でAIが3Dモデルを用いて治療計画を立てるため、治療期間中の全ての歯の移動予測データが存在しています。さらに3次元CTと組み合わせて、今までは予測できなかった骨の中の歯根の位置までも予測することが可能になりました。
このデータを繋げることで、治療期間中の歯と歯根の移動を動画として見ることも可能となっています。

※画像をタッチすると実際の歯のシュミレーション動画が見れます 😀

 

②患者様と歯科医師とのイメージの共有が可能

ワイヤー矯正でもセットアップモデルで最終的なイメージを持つことはできましたが、途中経過がわからないため患者様にとってはわかりやすいとは言い難いものでした。
また、治療の途中で歯がどのように動いていくかのイメージも歯科医師の中にしかないため、患者様は治療途中の歯並びをイメージをすることは困難でした。
一方クリンチェックでは、途中経過を含めて動画としてシュミレーションで確認ができるため、患者様と治療の経過について同じイメージを共有することができ、より満足度の高い治療が行うことが出来ます。

 

③精密な治療計画の立案と実行

歯を支える骨の量や厚みは人によって様々であるため、安全に歯を移動させることが出来る量も人によって大きく異なります。そのためクリンチェックで治療を予測していても計画通りに進むとは限りません。あくまでもシュミレーションであり治療途中でトラブルが生じる可能性もゼロではありません。しかし、クリンチェックと実際の状況の比較を行うことで治療の進行状況や歯の動きが計画通り進んでいるかなどを都度確認することができ、移動が不十分の場合やズレが生じマウスピースが合わなくなってしまった場合など、早い段階で治療計画の見直しをすることが出来ます。

また、抜歯の場合/非抜歯の場合と複数プランを組むこともできるため、どちらがより美しい仕上がりで無理のない治療計画かを判断し患者様にご提案することもできます。

 

 

クリンチェックは進化する!

クリンチェックはこれまでの治療実績をもとに作られており、日々アップデートが行われています。
理論だけでなく、他のシステムと比べて膨大な実績をもとにすることで、より現実に近いシュミレーションが可能となっています。

現在ではインビザライン治療が全国に普及し、利用者も多くなってきています。

クリンチェックはAIがシュミレーションを立てるので、どの歯科医師が担当しても同じ治療結果が得られると思われがちですが、完璧にシュミレーション通りに治療が進むことはなかなか難しいものです。

シュミレーションの中にアライナーの変形や患者様一人一人の装着時間・ライフスタイルなどすべてを予測することは出来ません。加えて歯の動くスピードには個人差があります。

計画通りに進まない場合にどのようにリカバリーするかを考えるのが歯科医師の役割でもあります。そこには歯科医師としての臨床経験や矯正治療の知識が必要となるため、インビザラインの症例を多く扱っているだけではなく、日本矯正歯科学会の矯正認定医以上が在籍している矯正歯科専門医院で相談されることをお勧めいたします。

 

いかがでしたでしょうか。

インビザライン治療やクリンチェックについてご興味を持っていただけましたら嬉しいです 😆

 

 

スマイルプレイス本郷矯正歯科では、

皆様の笑顔のために、新型コロナウイルス感染拡大防止対策も徹底して行ってまいります。

 

歯列矯正は、難易度が高く専門性が求められる治療です。

専門医による治療を受けることをおすすめいたします。

当院では徹底的な滅菌管理のもと治療を行なっています。

歯医者さんが初めてのお子さまも安心して治療を受けていただけるようスタッフ一同サポートいたします!

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福田 雄           

🎖歯学博士

🎖日本矯正歯科学会 認定医

 

福田 萌子    

🎖歯学博士

🎖日本矯正歯科学会 認定医

 

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