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こんにちは!スマイルプレイス本郷矯正歯科でございます。
関東でもそろそろ梅雨が明けて夏本番が来ますね🌞
さて、今回は「口元が出ていることが気になる」方向けの治療についてのお話をいたします。
🌀口が閉じづらい。
🌀気が付いたらぽかんと口が開いてしまう。
🌀自分の横顔が好きになれない。
こんなお悩みを抱えて当院を受診される方が増えています。
このブログを見て頂いている方の中にもお悩みの方はいませんか?
歯を整えるとお顔の印象は変わります!
また、コンプレックスが改善され自然と素敵なスマイルを手に入れることができます 😆
そもそも口元出ているとどんな問題があるの??
・前歯で食べ物が噛みにくい
・上下の唇が閉じにくく、口がぽかんと開いてしまう
・「サ行」など発音しにくい音がある
・見た目のコンプレックスがある
自分らしく整った口元になるために矯正歯科だから出来ることがあります!!
その1:精密検査・分析・診断
セファログラム含むX線検査、顔面、口腔内写真、光化学スキャンなど専門的な検査を行います。
その方の骨格的特徴、口元が突出している原因、歯、顎骨、歯周組織の状態を把握していきます。
その2:実現可能な治療計画の立案
患者様一人一人の骨格形態に合った治療方法を検討していきます。
口元が出ている原因には前歯の角度的問題や上下顎の位置的問題、唇の厚みなど人それぞれ異なっていきます。
移動可能な距離や位置には限界があるため、歯や歯周組織に悪影響が生じないよう、また将来長期安定ができるように治療計画を立案します。
その3:計画を実現する治療や適した装置の選択
口元突出の改善には、歯の垂直的・水平的な移動を行わなければなりません。歯を動かすだけでなく骨の中にある歯根も目標の位置に移動させていくことが求められていきます。装置の選択も知識と経験が必要になります。
骨格によって治療のゴールは違います。
角度が大きいオモナガさんタイプ
角度が小さいエラハリさんタイプ
このような咬合を形成する個体差を個性と認め、一人一人の骨格に合った最善の噛み合わせを個性正常咬合といいます。
矯正治療ではこの個性正常咬合の達成をゴールとしています。
では、具体的に口元を改善させるための治療方法とは?
口元の突出は上顎および下顎の前歯が過度に唇側に傾斜していることで生じることが多く、この傾斜を改善するためには小臼歯(第一小臼歯または第二小臼歯)の抜歯を選択することもあります。抜歯して空いたスペース(両側で14㎜)を利用し前歯を後方へと移動させていきます。
ただ絶対に抜歯をしなければいけないというわけではなく、抜歯の場合と非抜歯(歯を抜かない治療)の場合の治療計画をご提案させていただき、口元の変化(※1)などを見ながら最終的に患者様の希望に沿った治療で進めていきます !!
※1:当院では初診相談時や診断時に治療終了後のイメージを掴んでいただくために歯の移動シュミレーション画像をお見せしております。
以下は当院に通われている現在抜歯治療を行っている患者様の実際の治療計画と経過写真になります。
(許可を得て掲載させていただいております。)
~治療計画~
TPA(固定装置)セット
↓
上下左右第一小臼歯抜歯
↓
上下ワイヤーセット(アンカースクリュー、顎間ゴム併用)
↓
保定治療
~歯並びの変化~
この患者様は上顎が裏側、下顎が表側のワイヤーのハーフリンガルで矯正治療をスタートしました。
上下顎ともでこぼこは改善され今後抜歯跡を埋めていく治療に移っていく予定です。
~口元の変化~
2022.06.06 精密検査(画像左)
2022.11.04 治療開始
2022.06.21 7回目の調整時(画像右)
精密検査時から1年(治療開始からは7カ月)でここまでの変化がありました。
治療終了時には上下ともに更に引っ込む予定です。
【併用する可能性のある補助装置】
■TPA:トランスパラタルアーチ
上顎大臼歯に装着し口蓋に沿わせるワイヤー。上顎前歯を後方移動させる際に大臼歯が前方へ移動してしまうのを防ぐ固定装置。
舌がワイヤーを上に押すことで大臼歯が押し上げられる。
■アンカースクリュー
歯肉の上から顎骨(歯槽骨)へとねじ込む歯科矯正用のねじ。前歯を後方移動させる際の固定源となり効率的に前歯を移動させることが出来る。また、大臼歯を移動させる際にも有効な装置。
■顎間ゴム(エラスティックゴム)
上顎の歯から下顎の歯に掛ける小さな輪ゴム。上下の前後的なズレの補正など噛み合わせを調整する際に用いる。
非抜歯治療の場合はどうなるの??
非抜歯で口元を改善していくには全部で3つの方法があり、これらを組み合わせてスペースを確保していきます。
①拡大
歯槽骨上の範囲内で歯列を拡大することができます。(2㎜程)
※骨幅など量によっては移動できないこともあります。
②後方移動
歯科矯正用のアンカースクリューなどを用いて、臼歯を歯槽骨上で後方へ移動させていきます。(最大2~4㎜程)
※親知らずの有無、後方の骨量など場合によっては移動できないこともあります。
③IPR(歯を削る)
歯と歯の間のエナメル質という固い組織を0.05~0.5㎜の範囲で削っていきます。(最大3㎜程)
削れる量には限度があるためIPRを行った結果、むし歯になりやすい・歯がしみるということには直結しませんのでご安心ください。
※形態的に削合できない場合もあります。
①~③を組み合わせて約9㎜前後のスペースで適正な咬合へ配列できる場合は、非抜歯での治療を検討していきます。しかし、抜歯治療に比べると口元の改善は大きく見込めないことがあります。
〈外科的矯正治療〉
上下顎骨が過度に前突している場合や、下顎が著しく後退している場合には外科手術で顎骨のサイズや位置を修正することもあります。
このような場合には保険適用となり大学病院にて治療を行うことがほとんどです。
いかがでしたか?今回は口元を改善したい方向けの治療方針のお話でした✨
実際にこのような症状で悩まれている方やその他のお悩みがある方は是非一度当院のカウンセリングにいらしてください。
あなたのお悩みに合わせて今後の流れをご提案させていただきます!
スマイルプレイス本郷矯正歯科では、
皆様の笑顔のために、新型コロナウイルス感染拡大防止対策も徹底して行ってまいります。
歯列矯正は、難易度が高く専門性が求められる治療です。
専門医による治療を受けることをおすすめいたします。
当院では徹底的な滅菌管理のもと治療を行なっています。
歯医者さんが初めてのお子さまも安心して治療を受けていただけるようスタッフ一同サポートいたします!
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福田 雄
🎖歯学博士
🎖日本矯正歯科学会 認定医
🎖世界舌側矯正歯科学会 認定医
福田 萌子
🎖歯学博士
🎖日本矯正歯科学会 認定医
在籍
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